2015年2月6日金曜日

【ブログ記事】3月からの『スタンリー・キューブリック特集』で上映される『バリー・リンドン』はやはりアメリカンビスタ。

source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック




 やはりというか、残念というか。BDに於ける『バリー…』のアスペクト比は問題視され、度々話題(こちらこちらを参照)になっていますが、今回の『スタンリー・キューブリック特集』では全作品DCPによる上映になります。そこでアスペクト比をキネマ旬報DDに問い合わせてみたのですが、キューブリックが望んだヨーロッパビスタ(1:1.66)ではなくやはりアメリカンビスタ(1:1.85)での上映だそうでうす。アスペクト比だけで言うなら、BDより更に条件が悪いという事になりますね。まあ、『バリー…』を映画館で鑑賞できる機会が訪れたという事だけでも素晴らしいので、ここは素直にそれを喜びましょう。



 こうなるとマスター紛失の話はやはり確定的ですね。フルサイズ収録のDVDはファン必携でしょう。数が出ていますので『シャイニング』の北米版のようにレアアイテム化する事はないと思いますが、中古ではなく新品で欲しい方は早めの入手をお薦めします。





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※フルサイズ(1:1.58くらい)で収録されたDVD





バリーリンドン [Blu-ray](amazon)


※16:9(1:1.78)で収録されたBD