2016年1月27日水曜日

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source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック


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 24歳で世界初のニューラルネットワークラーニングマシンを開発し、MIT人工知能研究所を立ち上げたマービン・ミンスキー教授が88歳で亡くなった。

 AI(人工知能)研究のパイオニアとして知られるコンピュータ科学者のマービン・ミンスキー氏が1月24日(現地時間)に亡くなった。88歳だった。死因は脳溢血。

 同氏が1951年に立ち上げたマサチューセッツ工科大学(MIT)人工知能研究所(CSAIL)が25日に発表した。ミンスキー氏は1985年のMITメディアラボの立ち上げメンバーでもある。

(以下リンク先へ:ITmedia/2016年1月26日




 マービン・ミンスキーは『2001年…』制作時、キューブリックに協力したコンピュータの専門家で、小説版にも「1980年代にはいってミンスキーとグッドが、任意の学習プログラムに従って、神経ネットワークを自動的に発生させるー自己複製させるー方法をおおやけにしたからである。」と実名で登場しています。

 ところで、『2001年…』で人工冬眠中にHALに殺されてしまった「カミンスキー博士」とはこのミンスキー教授のもじりだと思うのですが・・・。HALの生みの親である(カ)ミンスキーがHALに殺される、というとっても笑えないブラックジョークをキューブリックならやりかねませんからね。

 故人のご冥福をお祈りいたします。