2016年2月13日土曜日

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source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック



時計じかけのオレンジ [Blu-ray]


[ムビコレNEWS]  「映画好き」と言われれば言われるほど、聞きづらくなるのが映像技術の一般常識。理解しているようでいて実はよく知らない。こっそり訊ねたら「そんなこと知らないの?」と呆れられそう。本コラムでは話題の映画ブルーレイを題材にしながら、いまさら聞けない映画の一般常識や用語についてお話していこう。

●今回のお題「ドルビー」
●オススメBlue-ray『時計じかけのオレンジ』

(全文はリンク先へ:ムビコレ/2016年2月12日




 映画におけるノイズリダクション技術の革命だったドルビー・システムの、大変わかりやすい記事がありましたのでご紹介。初めてこの技術を映画で採用したのがキューブリックで、その映画こそ『時計…』だったことは以前ここで記事にしました。

 キューブリックは映画制作に関する最新技術をいち早く、しかも効果的に採用していたのは有名な話ですが、今世紀に入ってからのデジタルの隆盛は知らずに亡くなりました。ただ、『フルメタル…』では当時最先端だったデジタル編集を採用(この当時なのでフルデジタルではなく、撮影したフィルムを簡易的にデジタル化し、それを編集作業に使用、出来上がった編集済みデジタル映像をアタリに撮影フィルムを編集するというデジ・アナ混在の技術だったと想像)したり、コンピューターウイルスによって撮影データが失われることを危惧していたりと依然として関心が高かったようです。この関心が『A.I.』の企画として制作が進行していたのですが、その完成を見ることなく亡くなったのは非常に残念ですね。