2016年4月23日土曜日

アマゾンが本格的な配信サービスに参入 月8.99ドルで最新の公開映画やテレビ番組にアクセス可能 ネットフリックス、Huluに対抗

source: 映画.net


1: 曙光 ★ 2016/04/22(金) 09:48:23.13 ID:CAP_USER*.net
?アマゾンが、本格的な映像ストリーミングサービスを開始した。
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アマゾンは、プライム会員(年会費99ドルを払う)に、無料の2日間配送、音楽ストリーミング、無制限の写真ストレージなどのサービスに加えて、無料の映像ストリーミングサービスを提供してきた。

今回の映像ストリーミングサービスは、これとは独立したもので、利用者は最新の公開映画やテレビ番組などにアクセスできるようになる。つまり、先行するネットフリックスに対抗するサービスだ。

新しいサービスの料金は、月額8.99ドル。

これまでのプライム会員向けの無料ストリーミングではやや弱かったラインアップを、かなり強化して提供する模様だ。

ネットフリックスは、月額7.99~11.99ドルまでの異なった月額を提供しており、アマゾンはこれより高画質コンテンツでは1ドル安く、最低価格料金では1ドル高いという設定になる。

人気テレビシリーズの囲い込み合戦が激化

映像ストリーミングの最近の競合のポイントは、映画やテレビ番組のラインアップに加えて、オリジナル制作番組にある。

ネットフリックスの『Orange is the New Black』『House of Cards』などの人気シリーズに対抗して、アマゾンは『Mozart in the Jungle』『Transparent』などを製作して注目を集めており、また新たに映画監督のウディー・アレンにテレビ番組シリーズの製作を依頼したようだ。

こうした動きに加えて、独立系映画や映画祭出展作品の独占的ストリーミング権獲得が競争の舞台に加わっており、ネットフリックス、アマゾン、Huluの競合は今後も激化しそうだ。

現在、ネットフリックスの利用者は世界で7500万人以上。
アマゾンのこれまでのプライム会員向けのインスタントビデオの利用者は2000万人程度(アメリカ国内)と見られ、大きな差がある。
独立した有料化に利用者を集めるには、かなりの特典が必要だろう。

トータルでのお得感をアピールするアマゾン

?ただ、アマゾンの今回の映像ストリーミングサービス提供は、プライム会員サービスの多角化として理解する必要がある。

アマゾンは、この映像ストリーミングサービスと同時に、プライム会員の月額制を発表している。これまでは年額99ドルのオプションしかなかったが、これによって月額10.99ドルのオプションが可能になり、利用者は月単位で加入、脱退ができるようになる。

1年の総額で比べると月額制の利用者は高い料金を払うことになるが、アメリカではブラック・フライデー(11月の感謝祭開けの金曜日)や年末のホリデーシーズンなど、買物が集中する時期がある。

これに合わせて2日間の配送無料を含むプライム会員のフルな特典を利用したい利用者も出てくることだろう。

アマゾンのプライム会員数は現在5700万~6100万人(パイパー・ジャフレーによる)と見られる。プライム会員の買物額は年間で非会員の2倍とされ、アマゾンにとっては重要な収入源だ。

多様な方法でプライム会員の特典を提供することで、
同社はより多くの利用者をすくい上げようとしているわけだ。

また、この手の映像ストリーミングサービス成功の影で、
ケーブルテレビのサービスはますます苦境に陥るはずだ。

今や、映像ストリーミングサイトが映画であり、テレビであり、
シリーズ番組制作会社となってコンテンツを統合している。

その中には、従来のケーブルテレビだけで放映されていた映画なども多く含まれる。

このサービスは、今後もアメーバのように変形、拡大していき、
大きくメディア業界へ変化を強いるものになるだろう。

http://diamond.jp/articles/-/90112

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