source: 映画.net
1: 名無シネマ@上映中 2015/08/19(水) 13:33:31.44 ID:fty/ilFL.net
2016年初夏公開
監督 – 中村義洋
原作 – 磯田道史「穀田屋十三郎」(無私の日本人 収録)
公式サイト
http://tono-gozaru.jp/
出演
穀田屋十三郎 – 阿部サダヲ
菅原屋篤平治 – 瑛太
浅野屋甚内 – 妻夫木聡
先行でレイトショー見てきた
最初から重要なシーンだからスクリーンから目を離しちゃダメ!
そして最後の最後まで全ての伏線を回収しまくるから
主題歌始まるまでスクリーンから絶対目を離しちゃダメだよ~
そのラストシーンに登場するキャラの表情を思い出すだけで泣ける
サダヲ瑛太妻夫木の演技が素晴らしいのはもちろんなんだけど
龍平が憎たらしい!ホントに憎たらしいのになぜか笑える!表情と動作が絶妙
庶民を圧倒する羽生の殿は見事な存在感だし堂々としてたな
そして何と言っても浅野屋先代の山崎努!
山崎努のあの表情を褒め称えたい!
欲を言えばその表情を数秒で良いから長めに見て余韻に浸りたかったかも?
他にはポスターにはいないけど堀部と芦田誠の演技も見逃さないで欲しい
パンフレットは720円 写真も綺麗だし監督と原作者の対談も読みごたえあり
後半は泣きっぱなしでトイレで鏡を見たらまぶたが腫れてて
非常にカッコ悪かったんで2回め見に行く時はサングラス持参する
おおお面白そうじゃないかー
「あの人物は実は○○だった!」とか「このシーンが実は○○だった!」って
どんでん返しが多いんで謎が解決した後だから誤解が解けた今だからこそ
もう1度最初から見て映像で再確認したいと思う
役者さんの演技も皆素晴らしいしやっぱり脚本が素晴らしい!
こっちが勝手に予想してたいくつかのシーンが
いい感じで裏切られて「なるほど~こういうシーンだったのか」という
感覚が観客として楽しい映画だった
出てくるキャラみんなそれぞれ演技上手いし素晴らしかったし
この人いてもいなくても良いんじゃね?ってキャラが1人もいなくて
全員に見せ場がある脚本は中村監督と共同脚本家さんお見事でした!
原作との相違点はあったけど良い改変の仕方で
納得したし更に感動したから自分的にはオールオッケーだったなあ
とにかく先行で見てからもう数日経つんだけど
まだ映画終了後の多幸感と満足感と気持ち良さが続いてる状態
昨日なんてRCサクセションじゃないインストゥルメンタルの「上を向いて歩こう」が
ラジオから流れてきたの聞いて映画思い出して反射的に涙が出てそんな自分に驚いたw
思わぬところに伏線あって驚いたわ
いいんじゃないのこの映画
瑛太と松田龍平の絡みが見たかった
見てきた
泣かせにきてる感じじゃないのに
さあ泣けよ!て感じの映画じゃないのに自分は泣いてしまった
実話だからかね
後味が良いよねこれ
前評判に違わず面白かった
前半がちょっと冗長かなと感じたけどじわりじわりと来る静かな感動にそれも忘れた
颯爽と現れる殿様が映画の爽快感と相まって良い余韻となった
役者が皆なんともいい顔してる。
役にはまって脇まで皆いい味出してた。
予告見てたのといい意味で想像を裏切られた。
予告に余り出てない人がキーになってた。
松田やな奴だけどクスリとさせられた。
羽生殿は殿だったなはまってた。
代官と瑛太嫁かっけー。
原作読まないし余り前情報なしで見に行ったけど、
読んでない人はなるべく情報仕入れないで見るのもいいかも。
自分は原作を読むなら後からをお薦めする
穀田屋と菅原屋は原作とキャラが違っているので最初のうち戸惑ったから
原作のままだと立派すぎ賢すぎで映画にならないからだろう
幾世代にもバトンのようにつなげていく姿を
映画は浅野屋親子を通じて巧みにえがき出していたと思う
監督は原作に忠実にシリアス時代劇で行きたかったけど
松竹がコメディじゃないとokしなかったらしいよ
さっき見てきた
予告編の印象だともっとコメディコメディしてるのかと思いきや
笑いは時々クスッとなる程度
全体的に淡々と話が進んでいく印象だが、この映画はそれが正解かも
妻夫木は最初の方の演技に少し違和感があったが最後の方で納得するエピソードあり
違和感があるというほどでもないか、かすかにひっかかりを感じてた程度だけど
後で「あ、そういう演技だったんだ」と合点がいった
原作を読んでしまっていたので、大体のあらすじは知っていたけど
知らないまま見た方が楽しめるかも
でも原作にはない人間関係やエピソードを上手く膨らませたな、と思いました
瑛太が巻き込まれ型のコメディリリーフで
濃いオッさん達が引っ掻きまわし
紅一点の竹内結子が喝を入れる
めちゃくちゃ役者バランスのいい映画だった
家族を連れて行くにはこの映画かな
羽生くんは一人衣装がパステルカラーだったから爽やかな風みたいだったよ
彼が映画をぶち壊しにしたら嫌だなあって思ってたけどそれはなかった
ああいう声してるんだってびっくり中々良い声だった
殿は口跡がよいな
羽生氏は殿上人通り越して雲上人のようだったw
ふわりと下界に降りてきて、またふわりと去っていったような
殿さまは良くも悪くも浮世の苦しみとは無縁な人で
だから百姓たちの苦しみに思い至らずに重税を課すようなこともしてしまうし
一方で素直に反省もする
(でも絶対24キロ先の城までたどり着けないだろうな、と思ったw)
号泣というのはないけどじ~んとくる
派手さはないけど清々しい
阿部や山崎などのベテラン勢はもちろんだけど
千葉の若々しく正義感に溢れる演技が良かった
羽生は浮世離れした若殿感がよく出ていたな
羽生の重村様も良い味出していたと思う
まさかああ繋がるとか驚いたよ
伏線も磯田さんも見逃さなかった
濃くて達者な俳優陣の中で羽生は上手いキャスティングだった
山崎さんが流石すぎるわ
この素晴らしい感動秘話は陽の目を見ることが出来なかったんだなあ
平成の時代によく映画化してくれた!と感謝しかない
お坊さんと小坊主と両替屋西村の3人のパートも楽しかった
しかも250年後だもんな
凄いよな
お金を出しすぎて店を潰したくなかったから
原作には割と詳しく描写があったけど原作通りだと
ヒールっぽくなってしまうからあえてぼかしたのかな?
うろだが子供が泣いてたから家族のためかなとか思ってた
家族のためでもあるんだけどね
店が潰れてしまったら一家離散だから
温泉の人が追加を渋った理由はこの映画的には>>730が正解な感じ
泣いてる子供を抱きしめるシーンで気持を語る台詞があった
撮影段階か編集かわからないが削られたようだ
ネタバレあり映画の感想
じわじわくる映画だった
前半はテンポがゆっくりで少し退屈したが
ドンパチ以外の映画は得てしてそういうものなので気にならなかった
後半の展開の速さどんでん返しは面白い
おおそうなるのかという感じ
しかし実話というのがすごいな
流れやすくするために史実を盛ったり引いたりしてる所はあるかもしれないが
よくもまあ江戸のような武家社会の封建時代にあのようなことが実現したものだ
江戸時代といえば農民や庶民が武士の怒りを買うとすぐにバッサバッサと切られるイメージだったので
意外といい人も人情家の人もいたのだと見直した
ときどきクスッと笑いじわじわと感動がくる
後味がよい映画だった
昼に見てきた
阿部、瑛太はやはり上手かった、
千葉も全然期待してなかったのに予想外に上手くて驚いた
しかし圧巻は妻夫木、
本質は全然違う人なのによくあそこまで時には淡々と時には人情厚く時には弱弱しくよく演じ切るわ
泥棒ーーーの場面から怒涛の展開で思わず涙が出た
一番の盛り上がり場面だよね
次の盛り上がりは殿様登場
殿上人の雰囲気が出過ぎで何の躊躇いもなくエラそうに人を指図する様が見に付き過ぎ
ところで
肝煎り様が畳の縁をまたいで踏むどころか縁の上を直進で歩いて行ったのはワロタ
殿様の命名したお酒の名前が被っていたのはなぜですか?
茶の名前が被ったのではなく茶の味の感想として詠まれた和歌の中に偶然同じ言葉が入っていただけだと思う
原作ではお茶の名前は「上喜撰」としか出てこない
菅原屋が軽口を叩いたら無言で笑って相手にしなかった場面があったよ
じゃあ次○○に言いましょうじゃあ次は○○に言いましょう
ってサダヲ連れ回してたのは
計画諦めさせたかったの?
もちろん
映画的にある程度ご都合主義で話が進む必要があるわけで、
そこを違和感無く表現するための巧い脚本
伊達政宗&伊達家は観光の目玉だし今日開催されてる青葉祭りでも
現当主の子孫の方がパレードの先頭で白馬に乗って毎年登場するほど
地元で敬愛されてるから伊達重村が萱場と共に悪者のままで映画終了では
宮城県民の観客は気持ちよく終われないと思うんだ
貧しくて苦労する町民の気持ちもわかるけど宮城県民は伊達の殿様も敬愛してるんだよ
だから宮城県自慢の五輪王者の羽生が殿様として登場して酒の名前を書いて
これで酒売ってこの店を潰すなよと言い置いて颯爽と去っていく場面で
萱場の事を謝罪してもらって溜飲を下げるし次の場面で殿の名付けた酒が
飛ぶように売れて浅野屋は持ち直すし「さすが俺たちの伊達の殿様!」って
満足感があるんだよ
話の流れは映画としてご都合主義な面もあるけど
登場人物がそれぞれの思惑であれこれ奮闘して笑いあり涙ありで良かったよ
順調かと思ったら色んな難題が出てきたり
穀田屋と浅野屋の兄弟の関係で悶々としたり
お上に話を通すまでの難関あったりはらはらした後にほっとした
あの冒頭に出てきた先代浅野屋のシーンがまさかあそこにつながるとか思ったしじわっと来たわ
伊達の殿様の扱いはあれで良かったんじゃないかなと思う
>>855も言っているけど仙台にとって特別な存在だし
そこに羽生を配役した監督と原作者はGJと思うし羽生もラスト近くでかなり大切な場面をきちんと演じた
他に役者持ってきてもそれなりにまとまったとは思うけど話題性という面では効果あったんじゃないかな
元スレ: http://yomogi.2ch.sc/test/read.cgi/cinema/1439958811/