source: 映画.net
1: 名無シネマ@上映中 2017/05/20(土) 17:54:46.42 ID:42j2Ff1I.net
公式サイト
http://www.message-movie.jp
前スレ
メッセージ ARRIVAL 1
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1473710810/
ルイーズ・バンクス博士 – エイミー・アダムス
イアン・ドネリー – ジェレミー・レナー
ウェバー大佐 – フォレスト・ウィテカー
ハルペーン捜査官 – マイケル・スタールバーグ
シャン将軍 – ツィ・マー
マークス大尉 – マーク・オブライエン(英語版)
あと、例え軍のトップの一声が出ても一国の動員令が簡単に解除されるわけねーだろっていうのと
FTL航法できる宇宙船に実弾やC4で攻撃するって他に手段が無いとはいえ、
あの世界の軍人は馬鹿なのかと思ったのが残念
>>14
でも宇宙人の片方は致命傷負っちゃったってことは、あのガラス窓みたいなのを破壊するくらいの「効果」はあったんだよな
>C4爆薬
何キロ仕掛けてたのかはよくわからなかったけど。
あのガラス窓自体にはそんなに強度はなかったのか・・・?
というかあの仕切りはなんのためにあったんだろ。
映画上の必要性はさておいて、やっぱり彼らは地球人とは全く違う大気の中で生きている種族
(お互い同じ空気を吸っては生きることができない)だったのかな?
心の壁の象徴かと思った
防護服を脱ぎ、言葉を理解しあい、
互いに顔が見える関係になったから、
直に会えるようになったんじゃないかな
>>24
エヴァのATフィールドみたいなものか
宇宙人にとっての防護服なのかもな
コミュニケーションとれていないと疑心暗鬼になり、
情報渡さなかったり回線切ったり自国民に銃向けたりするが、
顔が見える関係になると協力しあえる
宇宙人と人間の話と見せかけて、人間同士の話だったんだな
ルイーズがそれを受け入れてこれから生きること
この二つを観た人間が理解できていれば映画を十分楽しめていると思う
確信は持ててなかったけど一応理解できてたから良かった
この作品を見終えたあと2時間費やして無駄にせずに楽しんだと思えるために最低限理解したいことは
>>63に書いた2点だと思うし作中の描写だけでそれらの理解は十分可能と思う
だからそんなに難しい作品じゃないのでSFはちょっとなんて考えずいろんなひとが観に行けばいい
ルイーズの人生について同じく観たひととあれこれ話し会うのは楽しいんじゃないかな
俺はそんな相手がいないからここに来てますウワーン
>>292
ルイズのプライベートな話で完結するような矮小な話なの?これ
宇宙人は人類に意識改革をもたらしにやってきたんでしょ?
十二カ国の情報を集約した結果が何も描かれてないじゃん
あと、各国が疑心暗鬼になってdisconnectになったシーンに違和感
日本だけはそんなことせず、対米追従するはず
>>305
この話自体はルイーズ(と娘の)の話でおしまい。
ただ、最後の方で人民解放軍トップが会いに来るのは、ヘプタポッド語研究の出版記念パーティーだから、
地球人のいくらかはヘプタポッド語を学び未来を見ることができるようになる
(見た未来を回避できないので、見たくない=ヘプタポッド語を学ばない人も多いだろう)。
原作はここでおしまいだけど、オリジナルで続編は作れるだろうね。
また、3000年後にヘプタポッドの世界を救うことになっているのが、人類が結束したことを暗示している。
回線切断は中国やロシアが始めて、そのあとアメリカ側が切断したから、日本も通信不能になった。
内容をほとんど知らずに(正解だった)、嫁さんと一緒に観た
インサートされる娘の映像の意味が分かって心に残った
嫁も面白かったそうだ
見た後、ときどき映画の事を思い出すし
原作の小説も買ったし
自分は、面白かったと思うな
なんでそうなるの?
>>80
言語が思考を規定する
ヘプタポッドは未来が見える
→ヘプタポッド語を理解すると未来が見える
>>81
だからその、→ヘプタポッド語を理解すると未来が見える
これがどうしてそうなるのかピンと来ないんだよねぇ。
「ただそうなっちゃうのこの映画では」っていうファンタジーなのか・・・・
だったらETの自転車が飛ぶのと同じ扱いって事でいいのかな?
インターステラーのブラックホールに入って時空を超えてというのはまだ何となくつながるんだけどな。
そこはファンタジーというか文学だな
インターステラーは物理学に徹してたけど
>>83
最初っから未来がただ一つに決まってることに気づいた結果、
普通の人間のように特定の時間 t = t1 に束縛される意識ではなく、
t = -∞ ~ +∞ の時間を俯瞰する意識に変化した。
もちろんそういう(非物理的な)意識を得ただけで、物理的に未来を予測するような行動は起こせない。
ビフがスポーツ年間で財産を築くみたいな。
最初から最後まで書かれた本があって、その本が毎ページ異なる意識を持っているか、
全体を俯瞰する一定の意識を持ってるかの違い。
つまり物理的意味は無い。
>>88
物理学(笑)
>物理学(笑)
いやいやブラックホールに落ちる場面は
数年前の複数の若手物理学者の思考実験に基づいてるよ
部分に物理的に正しい描写使おうが、全体のトンデモさは糊塗出来んぞ。
ヘプタポッド達は時間の概念が地球人と異なっていて
三千年後すら1セットで捉えているから
おそらく解りやすく三千年後と伝えただけで
あいつら自身は未来とか思ってない
まぁ、異星人が時間を超越した概念を持ってるのはまだいいとして、
その言葉を学んだからと言って何で地球人までそういう意識を持てるのか、どうしても納得できない。
ファンタジーですっていうならまだいいけど。だって言葉(文字)を解読しただけですよ?
これがブラックホールとか、なんか光の環をくぐったらとかならまだ納得できるんだけどな。
>>163
「言葉が思考を規定する」って作中人物も解説してたが
たとえば英語とかだと主語の直後に述語がくる
「俺は好きだお前が」「なぜなら~」って構造
一方日本語は「あなたのことをこう思う」「あぁ思う」「だからあなたのことが好きだ」って構造
日本人は空気を読んだり相手の言外の意を察することが美徳とされてるけれどこれはこういう言語の構造が大いに関係しているわけだ
そう考えるとヘプタポットの言語を学ぶ=時を流れではなく現在過去未来同一のものとして思考しているヘプタポットの思考自体も学べてしまう
っていうのはまぁ多少のファンタジーはあれど無い話じゃないんだろうなぁくらいの感想にならん?
>>177
だめだw どうしてもピンと来ない。
というのも英語と日本語ほぼバイリンガルだから、余計そうは思えなくてね。
言葉を理解するのと時間軸の概念に一体なんの関係が?としか思えなくてさ。
時制の概念が無ければ時間を気にしない、を超飛躍させたSFだと思えば良いよ。その程度の話し。
未来予知とかキニシナイ!
まぁもう中国の将軍のくだりとか正直言語云々でなんとかなるレベルか?とは思うけどもw
究極的にはこれはこういう設定って決めつけて観るしかないんだろうなぁ
>>194
>まぁもう中国の将軍のくだりとか正直言語云々でなんとかなるレベルか?
そうなんだよねw
だから光の輪をくぐるみたいなのがあるとまだわかるんだけど。
俺はこの映画を異星人の言語を解き明かして意思疎通を図るのが物語の主軸だとばかり思って観たから
よけいそこが納得できないんだわ。
そういう能力がプラスされてると思うからまずいので
小林泰三の酔歩する男では、脳の時間を認識する部分を潰したら時間を飛べるようになった
最初からヘプタポッドの宇宙の見方がデフォで、人間は糞みたいな言語を使ってるから逐次的思考しかできない
という、マイナスの方向でなんとか一つどうですか
>>196
ほら、たまに経験する「あれ?これ前にどっかであったぞ?」っていう感覚。
あれは今起こったことを過去に体験したものと錯覚してるんだってね。脳の一時的錯乱で
まぁ、アレに一番近いのかなぁ?ってのが自分のギリギリ解釈ですな
>>198
シュレーディンガーの猫って奴ね。まぁアレに近い概念かなぁとは思った。
>>209
これを参考にしてみては
映画『メッセージ』が明らかにする3つの限界
http://wired.jp/2017/05/19/arrival-review/
実はもうひとつ、ヘプタポッド語の仕組みを理解するうえで重要な原理が原作では示されていて、
それは「フェルマーの(最小時間の)原理」と呼ばれるものなのだが、残念ながら映画では省略されている。
説明がややこしくなってしまうため扱われずじまいだったのだろうが、おそらくは原作既読者にとって
──そして必ずしもSF愛好家ではなくとも作家テッド・チャンに親しみを覚えている人たちにとって──、
この改変こそが最も気になってしまうところかもしれない。
ちなみに、原作で扱われる「フェルマーの最小時間の原理」とは、
「光は目的地に到達するのに、距離ではなく時間が最短となるルートを取る」というもの。
そのため、日頃身近なところで経験するように、
光が水中のある物体に到達するには、一見すると回り道になっているようなルートをとる「屈折」現象が起こることになる。
この原理が「世界認識」という点で画期的なのは、予めゴールがわかったうえで「最適な」ルートが逆算される、というところにある。
つまり、その意味で時間を超越しているようにみえるのだ。
実際、このフェルマーの原理は、同時代のライプニッツによる「最善世界」の話とも接点を持ち、端的に時間を超越してすべてを見渡す「神の視点」を浮上させる
(ちなみに、このライプニッツの最善世界を風刺したのがヴォルテールの『カンディード』だ)。
量子力学とか学ぶと面白いよ
人間が観測することにより粒子が振る舞いを変えたりね
時間はリニアではないことを知っている宇宙人の言語自体が
リニアではない時空を扱っていて、それを学ぶことによりリニアではない時空を理解出来る
理解した瞬間、現在も、過去も未来も俯瞰出来るようになる
超光速航法の設計図じゃないの?
あんまり関係ないけど
「言語」でしょう
>>218
この言語を習得できれば、光の速度を越える=時空を超越できる
てことかな
「武器を与えに来た」
「ルイズの武器は、未来を見通す力」
はぁ、、、?
ルイズ以外の人間については?
とか、思ってしまったわ
これって、いわゆる、世界系の話?
主人公のプライベートな話が世界の危機に直結する、ってやつ?
>>327
ヘプタポッドは時間軸を俯瞰的に見れる
3000年後に地球人の力が必要になると知ってるからいまのうちにコンタクトを取りに来た
コンタクトを取るには言語をわかり合いたい
ルイーズがその言語を段々と理解していった
ルイーズはその言語によってヘプタポッド同様に時間軸を俯瞰的に見れるようになった
やがて生まれてくる娘の人生を見通せるようになった
と言うのだけは皆んなの説明見てもさっぱり解らない
思考の論理が変わるから違う文明を築くだろうなとは思うけど
そこはファンタジーだから
これ全てが立証されてる科学じゃないよ
どこかで折り合いつけないと
そのアイデアが面白いんだよね
SFの面白さ
序盤のテンポのよさはよかったね
話の展開に釘付けになったわ
落ちはなんとなく納得できなかった
亡くなった奥さんの言葉ぐらいで戦争止めるかとか
3000年後助けて欲しいって、お前らは運命受け入れないのかとか
もし仲間割れしたら、失望したタコ宇宙人が人類排除を選択した。
ラストチャンスをルイーズに与えて
彼女が人類の救世主になった
それはない。というよりこの映画の本質をわかっていない。
3000年後に人類がタコを助けるのは既定の事実だから。そして全ての物事が同時に存在してるのだよ。
そうか、この映画メッセージの世界では(少なくともヘクタポッドの認識では)
すべての時制の出来事は既定の事実であり
全ての物事が同時に存在してるんだな
元スレ: http://mint.2ch.sc/test/read.cgi/cinema/1495270486/