source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
映画『8 1/2』『甘い生活』などでおなじみのイタリアの巨匠、故フェデリコ・フェリーニ監督が生前に選んだトップ10作品が明らかになった。Open Cultureが伝えている。
順位は以下の通り。
1.『サーカス』、『街の灯』、『チャップリンの殺人狂時代』 チャールズ・チャップリン監督
2.マルクス兄弟の全ての映画作品、ローレル&ハーディの全ての映画作品
3.『駅馬車』 ジョン・フォード監督
4.『羅生門』 黒澤明監督
5.『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』 ルイス・ブニュエル監督
6.『2001年宇宙の旅』 スタンリー・キューブリック監督
7.『戦火のかなた』 ロベルト・ロッセリーニ監督
8.『鳥』 アルフレッド・ヒッチコック監督
9.『野いちご』 イングルマール・ベルイマン監督
10.『8 1/2』 フェデリコ・フェリーニ監督
1位にチャールズ・チャップリンの3作品、2位にはマルクス兄弟とローレル&ハーディの全ての映画作品を挙げたり、自身の作品を10位に選考したりしているものの、彼の作品選考は間違いなく興味深い。
(シネマトゥデイ/2015年1月25日)
ちょっと古い記事ですが、面白かったのでご紹介。
なんだか掟破りなランキングでちょっと笑えます。1位、2位なんて複数挙げてますし、10位には自作品が登場。破天荒なフェリーニらしいですね。6位には『2001年…』をピックアップしていますが、当時よっぽど感激したのかフェリーニはキューブリックに当ててこんな電報を送っています。
そんなフェリーニをキューブリックは賞賛していました。特に『青春群像』『81/2』あたりがお気に入りだったそうです。