source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
スティーブン・キング原作の同名小説をスタンリー・キューブリック監督が映画化したホラー映画『シャイニング』には観客に強烈な印象を残した「グレイディの双子」というキャラクターがいる。
イギリスに住むマーティン・ヒューズさんは、自分に双子の女の子が生まれると分かった瞬間から、もうあのシーンがやりたくてやりたくてうずうずしていたそうだ。
だもんだから、こうなった。
〈以下略〉
(全文はリンク先へ:カラパイア/2017年3月28日)
まあ気持ちは痛いほどわかりますが、元ネタがホラー映画だけに大人になった時に恨まれないようにしないといけませんね。ところで記事中「ちなみに映画に出てくるグレイディの双子は実際には双子ではなく、双子に見える2人の姉妹が演じていたそうだ」とありますが、これは間違って伝わっているものです。整理すると以下のようになります。
●原作
グレイディの娘たちとして管理人のワトソンやグレイディの幽霊からその存在を語られる。8歳と6歳の姉妹。
●キューブリックの映画版
クレイディの二人の娘として遊技場や廊下に出没する。ただ設定上双子かどうかははっきりせず、グレイディ本人も「二人の娘」としか語っていない。
●キューブリック版の女優
リサとルイーズの双子の姉妹。二人とも1968年生まれ。立ち位置は左がリサで右がルイーズ。
おそらく原作の設定がいつのまにか演じた女優の話にすり替わったのだと思いますが、演じたのはリサ&ルイーズ・バーンズという正真正銘の双子です。この間違い、訂正されないまま定着しちゃっていますので、この機会に正しい情報を記憶していただけたら嬉しいですね。